どんこのアル中 日記

名古屋在住の【年金生活者】。方丈記&徒然草。

昭和32年生まれの幸せな生き方とは?

世代ごとに幸せな生き方というか、合理的な生き方があると思う。
現代の若者ならIT系の学問も勉強して、その知識をのもとに新しい発想で
起業するというのが一番な気がする。

旧聞になるが、仮想通貨の会社が、
所持していた仮想通貨が盗まれて200億円くらいの被害でた。
ビットコインではなく、それに近い仮想通貨だと記憶している。
そのへん、うといのでご容赦。

で、お詫びの記者会見に出てきた社長を見てビックリ。若い。
まだ大学を卒業したすぐの印象。
来ているスーツもリクルートスーツみたいだし、ヘアスタイルもざんばら髪で、
そこらへんにいる、ちょっとイケてない若者という印象。
その彼が被害額は、すべて返済します的なことを言った。ビックリ!

えっ、彼の会社には、それだけの資産があるということか?
人は身なりで判断してはいけないとよく言うが、
それにしても時代は変わったと、しみじみと思った。

閑話休題

で、そろそろ老人の域に足を突っ込んだ昭和32年生まれの
(現在63歳 年金開始年齢)の幸せな生き方とはなにか?つらつら考えてみた。

なんと身も蓋もない意見だが・・・
ある程度の進学高校に入学し、ある程度の勉強をて、有名な大学に入学し、
キャンパスライフを謳歌し、一部上場企業に入社し、パワハラも、転勤も我慢。
定年まで勤めあげ、かなりの退職金をもらい、再雇用され、65歳で引退。
ある程度の年金をもらい、ローンの支払いを終えた持ち家で、
たまに来る孫の顔を見ながら家族団らんで、たまに女房をつれ旅行に行き、
昔の仲間とゴルフを楽しみ、認知症になる前に、心筋梗塞脳梗塞で、
寝ている間にぽっくり逝く。

といったところか、死ぬのはガンでもいいが、ガンは苦しいらしいから。
(医者の中ではガンで死にたいという人が多いと聞く。
 確実に死ねるというのがその理由らしい)

まぁ、しょうもない人生だが、これが小生世代の一番幸せな生き方だと思う。

具体的に言うと、小生は名古屋出身なので、
愛知県立の進学校に入学して、国立名古屋大学に入学して、四年間で卒業して、
トヨタトヨタ系の大企業、デンソー、アイシン、下請けでないとこ)に
入社して、定年まで勤めあげ、膨大な退職金をもらいつつも、
健康のために再雇用で働きつづけ、贅沢な余暇を過ごし、静かに逝く。
というところか。

ほんとしょうもないと思うが、2年前に、出身高校の同窓会が、
還暦を迎えた記念に、【還暦記念○○高校同窓会】が開催された。
普段なら同窓会に来ない連中も駆けつけ、結構盛会になった。
来る連中は、現在、様子のいい連中だ。
小生は、当時、もう失業者で参加に二の足を踏んだが、
気のいい旧友たちも来るというので恥を忍んで出かけた。
で、参加した連中は、上記に具体的に述べた連中が多くいた。冗談じゃなく。
みんな、トヨタか、トヨタ系の大企業に入社していた。
中には、衆議院議員もいた。彼が事務局的なことをした。
票にむすびつくとかの人種は、まめというか、よく働き、粗相がない。
おかげて楽しい会だった。参加してよかった。参加することに意義がる。
しかし、一次会で、小生は頻尿の気があるので、
ビールは飲まず、ウィスキーばっかり飲んでいて、ベロベロになり
(なにしろアルコール依存症なもんで)
二次会をあきらめ、大枚を払って、タクシーで帰宅した。今でも思う。
二次会に出て、もつとみんなと話をしたかった。

 

なんか、とりとめのない話になった。残念!