どんこのアル中 日記

名古屋在住の【年金生活者】。方丈記&徒然草。

【早期退職】という、悲喜劇。

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2021年の「上場企業の早期・希望退職」を実施した企業は、12月9日現在で80社、1万5296人に達する。これは2020年(92社、1万8635人)に続き、実施社数が80社を超え、対象人数は1万5000人を上回った。

かっては、「早期退職」だ、大変だ。・・・という牧歌的な時代があったが。日常茶飯事になると、別段の感慨もない。定年退職無職の年金生活者の戯言。
俺は、55歳の時に、「早期退職」で会社をやめた。絵にかいたような不良社員だった俺は、40歳後半からリストラの嵐にさらされた。何度もあった危機も、手練手管でなんとか乗り切った。最後には、「弁護士」をたてると言われた。たかが、不良社員の首を切るのに、「弁護士」かぁ~と思い、年貢を納めることにした。給料も下げられたし、まぁいいかという厭世観

「早期退職」はいいことは何もない。大企業ように千万単位の退職金の上乗せがある場合はいいが、それ以外は悲惨である。再就職は難しく、その末路は哀れである。厳しい現実を突きつけられる。そのありさまは、喜劇ですらある。俺も、もう少し抵抗すればよかったかなと思うこともあるが、「過ぎ去った昔」。