どんこのアル中 日記

名古屋在住の【アルコール依存症】。64歳の徒然草。

【浅野忠信】には、アル中がよく似合う。

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NHK連続テレビ小説【おかえりモネ】、アルコール依存症に苦しむ浅野忠信の演技が切ない。脚本がよくできている。アルコール依存症のことをよく理解している。アル中100%の俺が言うのだから、間違いない。有無。最近はこのパターンが多いZ!

「台本を読みながら涙が止まらなかったです。本当に…。セリフの練習をしなくちゃいけないのに、1シーンを読むだけで涙が止まらなくて、練習にならないんですね。『俺は絶対に立ち直らねえ』という新次のセリフは、丸め込まれていなくて、僕自身にも強く刺さりました。僕を信頼してあのセリフを言わせてくれた脚本の安達奈緒子さんやスタッフに感謝ですし、僕にとっても非常に大事なシーンです」

浅野忠信のこの言葉が物語るように、リアリティあふれる演技である。もしかして、ほんまもんのアル中じゃないかと思うくらいである。アル中100%の俺が言うのだから、間違えないZ!やれやれ。
浅野忠信は、過去にも、アルコール依存症の役を好演している。アル中映画の傑作【酔いがさめたら、うちに帰ろう】である。原作は、結局アル中が原因で死んでしまった戦場カメラマンの【鴨志田穣】。昔々に読んだ記憶がある。
浅野忠信には、アル中がよく似合う。いかにも、アル中という雰囲気を醸し出している。これが、木村拓哉だったり、松坂桃李だったりしたら、こうも本物っぽく見えないだろうZ! 母親方の祖父が北欧系アメリカ人だったり、親父が覚せい剤が捕まった出自が影響しているのか。それは、アル中に対する偏見か。100%アル中の俺は、何とも言えない。

【おかえりモネ】中で、かの震災で、最愛の妻と大事な漁船を失った浅野が演じる元漁師の新次は、アルコール依存症を患う。病院に通院し、アルコール依存症から回復しようとするが、再飲酒(スリップ)。そのきっかけが、なんとも切ない。やけ酒ではなく、【祝い酒】。漁師の跡を継いだ息子から、「メカジキを50本釣り上げた」と連絡を受ける。独り立ちして立派な漁師になりつつある息子のことがうれしくて飲んだ酒。しかし、その喜びを分かち合う相手がいないことを実感する。アルコール依存症が、【孤独の病】という現実をするどく表現。有無。有無。有無。津波で流された自宅の跡で、ガラケーで亡くなった妻の最後の留守電を聞きながら、ストロング酎ハイをあおる新次の姿は、アル中の俺の胸をグサグサ刺す。
さて、新次は、アルコール依存症から復活するか?NHK的には復活するだろう。

内野聖陽が演じる、幼馴染の耕治の言葉。

「多分あいつ、これから先なんども同じことするよ。酒も、やめるっていいながらきっと何度も今日みたいになる。でも、今日飲んでしまったなら、明日からまた一日目を始めればいいって。そう言ってやりてえ」