早稲田大学第一文学部演劇専修卒業

春樹村上の後輩です。これしか取り柄がありません。

どの大学を卒業すると、【幸せ】なのか?

 

 

卒業シーズンである。

どの大学を卒業すると、【幸せ】なのか? つらつら考えてみた。

 

海外の大学を知らないので、日本国内限定で・・・。

とりあえず最高峰の【東京大学】というあたりが順当なところではあると思うが、小生は次の3項目を上げたい。

 

➊ 【箱根駅伝】の出場校である。

❷ ある程度の偏差値。

❸ 本部が【東京23区】にある。

 

以上の3点を満たせば、卒業生としては満足感が高い。

 

 

 

➊【箱根駅伝】の出場校である。

 

【正月】は、ヒマである。

というか、もともと、ヒマを満喫するのが、正月である。【お屠蘇気分】という素敵な言葉もある。

 

ヒマなのはいいのが、日常をあくせく過ごしている身にとって、ヒマを楽しむすべもなく、「ああ、退屈だな~」ということになる。そんな時、昭和生まれの小生の世代は、とりあえずTVということになる。ただ、お正月のTVは、はっきり言ってつまらん。ゆるゆるのお笑い番組がダラダラと続く。そんな中、一服の清涼剤が【スポーツ中継】。

 

サッカー天皇杯】【実業団駅伝】といろいろあるが、真打は、やっぱり【箱根駅伝】である。(正しくは、【東京箱根間往復大学駅伝】だが、長いので、とりあえず【箱根駅伝】)

大会規模、人気度、注目度、すべての面で、正月スポーツの最高峰である。出場校出身者でなくても人々は、熱狂する。ましてや、出場校出身者にとっては、まさに法悦の時。

在校している時は、愛校心の欠片もなかった輩が、急に母校愛に目覚める。

しみじみ、「ああ、この大学を卒業してよかったな」と思う。

 

1月2日の朝、TVをつける。スタート時間のずいぶん前から、中継は始まる。各大学の選手の緊張した姿をレポートする。母校の選手が映し出されると、画面に釘付けである。真剣な、その表情を見ていると、心が洗われる気がする。いそいそと、酒の準備。正月だから、朝っぱらから飲んでも文句は言われまい。スタートの号砲ともに、一献!

 

箱根駅伝】は、とにかく長い。1月2日・3日の両日、午前中いっぱい、午後に少しこぼれる。スポーツ中継番組の中では、一番の長時間ではないか? 母校の選手の活躍を眺めながら、盃を片手に、ゆったりとした時が流れる。実際は「母校を卒業してもあんまりいいことなかったな~」というのが正直なところだが、まぁ、いい。つかの間【お屠蘇気分】を満喫する。極楽。極楽。夜には、ダイジェスト版の放送もある。一粒で二度おいしい。

 

箱根駅伝】は、【出雲駅伝】や【全日本大学駅伝】とは違い、全国大会ではない。関東学生陸上競技連盟主催の【地方大会】である。つまりどんなに実力校であっても、関東学生陸上競技連盟に属していないと出場できない。ここで大きな選別が行われる。国公立大学は全部ダメ。【東京大学】【一橋大学】等は難しい。【筑波】に微かな可能性を感じるが、昨年の予選会、出場50校中24位では前途多難。【関関同立】等の関西の優秀な私立大学もダメ。あしからず。

 

さて、第93回【箱根駅伝】の出場校は、順位順に次の二十校である。

【青山学院】【東洋】【早稲田】【順天堂】【神奈川】【中央学院】【日本体育】【法政】【駒澤】【東海】【帝京】【創価】【大東文化】【拓殖】【國學院】【山梨学院】【明治】【日本】【国士舘

 

さて、この20校以外にも、出場常連校の【中央】【専修】【東京農大】【亜細亜】をリストアップする。残念ながら、私学の雄【慶應義塾】は、ここで消える。予選会、出場校50校中28位の成績では、まず無理。あしからず。

 

 

❷ ある程度の偏差値

 

 日本の大学の評価は、何故か、入学試験の難易度で左右される。偏差値である。実際の大学の内容、授業カリキュラムや研究成果等の評価は、二の次。とくに昭和時代に大学生活を送った小生の世代は、その感が強い。

 

さて、【ある程度の偏差値】とは、どのあたりか?

とりあえず前記で国公立大は除外なので、私立大学に限定。【早慶】は問題ない。【MARCH】もOK。【日東駒専】【成成明学獨國武】あたりがボーダラインか。【大東亜帝国】は、少々キツイ気がする。

 

端的に言えば、出身大学を聞かれて、躊躇なく答えられるか?である。山田太一の傑作ドラマ「ふぞろい林檎たち」の第一話「学校どこですか」は胸にせまる。三流大学に通う主人公たちは、大学名を聞かれて即答できないのである。小生は、主人公たちと同世代なので、その切なさが実感できる。逆に【早慶】の輩は、訪ねてもいないので、みずから出身大学を語る。嫌な連中だ。たいして優秀でもないのに、偏差値が高い大学というだけで偉そうである。そう、偏差値なのである、大学は。

 

さて、そうなると残るは

【青山学院】【東洋】【早稲田】【法政】【駒澤】【【國學院】【明治】【日本】【中央】【専修】の10校。追加で、偏差値ではかれない専門性を考慮して、【東京農大】【順天堂】【日本体育】の3校を残す。合計13校。13!いい数字だ。

 

 

❸ 本部が【東京23区】にある。

 

なんだか、身も蓋ない条件だが、東京一極集中を極める我が国とっては、いかんともしがたい。

 

国際教養大学】という公立大学がある。グローバルな人材を輩出している経済界からの評価も高い、優秀な大学である。しかし、秋田県にある。秋田にあることは別段わるいことではないが、小生の価値観では、どんなに優秀な大学でも、東京都内の大学と比べて評価が下がる。

 

なぜか?

消耗しないからである。かのイケダハヤト氏の名ブログ「まだ東京で消耗しているの」。秀逸なタイトルである。そう、東京での生活は、消耗するのである。満員電車、狭い住環境、高い物価、まずい飯、イケダハヤト氏の言うとおりなのである。

 

ここからは、なんだか無茶苦茶な論理だが、大学生活は、無意味に消耗した方がいいような気がする。「若い時の苦労は買ってでもせよ」という理不尽なことわざがあるが、なんとなく納得する。そして、消耗する分、刺激も多い。

 

秋田のめぐまれた環境の中で、のびのびと勉強するよりも、東京の狭いキャンパスでブツブツ文句を言いながら勉強する方が、なんだか卒業後には、いいような気がする。厳しい練習をこなしたアホな体育系の学生が、卒業後意外と評価されるのに似ている。違うか。

 

さて、東京であるが、あくまで【東京23区】である。【東京23区】以外、多摩地区などは、環境がよく、消耗度が少ない気がする。

 

この条件で残るのは

【青山学院】【東洋】【早稲田】【法政】【駒澤】【國學院】【明治】【日本】【専修】【東京農大】【順天堂】【日本体育】の12校である。箱根駅伝の雄【中央】は、ここで外れる。なぜなら、本部の所在地は、【八王子市】。 泣いて馬謖を斬る

 

さて、この12校出身のみなさん、【幸せ】ですか?

小生の母校も入っています。格別、【幸せ】ではないが、悪くはないな、と思っています。

小生の偏見なので、12校以外のみなさん、ごめんなさいね。